スマホ向けアプリを気軽に作れる　「React Native EXPO」

こんにちは！！

ｉｉｍｏｎでエンジニアをしているいまいです。

折角プログラミングやっていることだしおもしろいものを作りたいですよね！

というわけで今回はお気軽にスマホ向けアプリを開発できる『react expo』の紹介と実際に使ってみた感想をまとめます！

react expo　とは？？？

　その解説の前に『React Native』を説明する必要があります。

　React Nativeとは Facebook（現Meta社）が開発した、1つのコード(例えばJavascript)でiPhone、Androidアプリの両方を作れる開発用フレームワークです。通常、iPhoneアプリはSwift、AndroidアプリはKotlinという別々の言語で開発する必要がありましたが、React Nativeはそれを1つにまとめました。

　そのような利点がある一方で、ちょっとめんどくさいところもあったりします。React Native単体でのアプリ開発は環境構築の段階から一定のハードルがあります。例えばアプリを完成させる「ビルド」作業のために、自分のPCにXcodeとAndroid Studioをインストールすることが必須となります。つまり、React Nativeを利用してアプリを開発してもビルドして公開するためには結局XcodeやAndroid Studioを通す必要があるというわけです。

　対してexpoはReact Nativeの問題点を解消した拡張機能のようなものとして捉えられます。expoではビルド作業をExpo Application Services（EAS）というexpo上のクラウドが実行してくれるためXcodeやAndroid Studioを介する必要がなくなり、より直線的でスムーズなアプリ開発を可能にしてくれます。さらに、開発中の動作確認が驚くほど簡単なのも魅力です。「Expo Go」という専用アプリをスマホに入れ、QRコードを読み取るだけで書いている途中のアプリを手元のスマホでリアルタイムに動かすことができます。この仕組みのおかげで通常はMacでしかできなかったiPhoneアプリのビルドがWindowsやLinuxのPCでも可能になります。何気にありがたいですよね。